雨でも楽しめる電車の旅 電車好きの子供に送る、鉄っちゃん入門

箱根湯本 子供と楽しむ 遊ぶ

皆さんこんにちは、パパはKSEです。

雨の休日に子供と何して遊ぼうかと悩んでいるパパ、ママに送る回です。

以前にもお伝えしている実践編から、今回はルートを変えて、もう少し鉄っちゃん視点でお伝えします。電車好きの子供には刺さるネタを準備したつもりです。うんちく好きの方は楽しめると思いますので最後までお付き合いお願いします。

今回のルート

小田急線 伊勢原からロマンスカーで箱根湯本へ、箱根湯本から再びロマンスカーで小田原まで折り返します。

小田原からJR東海道線に乗り換え藤沢へ。藤沢より再び小田急江ノ島線に乗り換え相模大野へ、相模大野から下り電車に乗り換えて伊勢原で下車。

ざっくりとこんな旅です。

雨の日企画なので、もちろんこの行程全て屋根の下でこなせる行程です。

電車の旅スタートです。

スタートの伊勢原駅ですが、土曜日の7時半位に到着したのですが、かなりめずらしい光景に出会います。以下の写真をご覧ください。

ロマンスカー

伊勢原駅の1・2番ホーム、両サイドロマンスカーと言う子供の興奮MAXな景色を見せてくれました。1番ホームのロマンスカーは折り返し運転で、本厚木始発のロマンスカーになるそうです(運転士さんに声を掛けて確認しました)。

ちなみに私が伊勢原駅に居たのが約30分、この間に1番ホーム(下りの追い越される側)に停車したロマンスカーは2回程、私が乗る予定のロマンスカーが来る前に十分楽しませてくれました。

余談ですが、小田急は会社をあげて子供に優しく、駅員さんや電車に乗務されている方等からカードを頂ける事が度々あります。この日に頂けたカードと乗車したロマンスカーのチケットがこちらです。

6枚のカードを頂きました。もちろん子供の宝物です。

小田急カード

予定のロマンスカーに乗車し箱根湯本まで行きます。

この途中、箱根湯本直前の入生田田駅付近から首都圏ではあまり見られない、三線軌条が見られます。

三線軌条とは、線路幅が広い箱根登山鉄道と線路幅が狭い小田急の車両が双方走れるよう、1つの路線に3つのレールが引いている状態の事です。

以下の写真をご覧ください。

三線軌条

3つのレールがある事が分かると思います。

この方式が採用されているのは、京浜急行や秋田新幹線や北海道新幹線等、在来線に乗り入れている新幹線で多く採用されています。首都圏ではここ、箱根登山鉄道と京浜急行の一部区間に採用されているのみの非常に珍しいレール配置です。

箱根湯本から折り返し小田原へもどります。

この箱根湯本、小田原の駅では発車ベルに箱根八里の発車メロディーが採用されています。

皆さん耳にした事あると思います「箱根の山は天下の嶮」の曲です。

小田原駅ではロマンスカーの切り離し、連結が見れます。

小田急の駅は一部区間を除き10両編成が停車出来ますが、箱根湯本は6両分の長さの為、切り離したり、逆に箱根湯本方面から来た6両編成のロマンスカーに4両と連結される作業を行います。

ちなみに同じロマンスカーでもVSE(白い車体のロマンスカー)は10両編成ですが、1両の長さが短く作られている為、6両分の長さになっています。

GSE(赤の車体のロマンスカー)も同じ様にで7両編成での運行になっています。

つまり、小田原で連結、切り離しをするロマンスカーはMSE(青い車体のロマンスカー)とEXE EXEα(シルバーとブラウンの車体のロマンスカー)となります。

写真はそれぞれのロマンスカーが切り離し、連結している所です。

実際にどの位の頻度で見れるか不明ですが、ロマンスカーが多く往来する時間に行けば低くない頻度で見れると思います。確実にと言うなら駅員さんに確認してみると良いかもしれません。

小田原からJR東海道線に乗り換えます。

電車とは関係ありませんが、写真は小田原駅に下げられている小田原提灯です。

小田原駅 提灯

通常の提灯と違い円錐形になっており、コンパクトに出来るため、懐に収納でき懐提灯等とも呼ばれたそうです。

JR東海道線に乗り込み、小田原駅を出発し国府津を駅を過ぎます。

国府津の駅の歴史は古く、1887年まで遡ります。日本で最初の鉄道が新橋~横浜間が1872年と考えると、日本の鉄道の歴史の初期には存在した駅です(もちろん駅舎は建て替えられています)。

国府津から小田原に延伸されたのが1920年なので意外ですが、小田原駅より30年程古い歴史のある駅です。乗降客が少ない割に快速が停車するのは、単に御殿場線との接続以上に歴史的背景が大きいかもしれません。

電車は順調に進み、平塚で「ささの葉さらさら」で有名な「たなばたさま」、茅ヶ崎ではサザンオールスターズの「希望の轍」が発車メロディーを聞かせてくれて、藤沢に到着します。

JR藤沢駅ではかつての東海道線をモチーフにしたキオスクがありました。

キオスク

しかし、藤沢駅で見たかったのは小田急藤沢駅でのスイッチバックです。

上下線共に同じ方向から電車が来て、同じ方向に出ていく駅です。小田急線唯一のスイッチバックの駅となります。

スイッチバック

このように駅の先が行きどまりになっています。

スイッチバックの駅の為、クロスポイントが複数あり非常に複雑な線路となっています。

写真はクロスポイントです。写真の手前のほうもにもう1つクロスポイントが存在します。

クロスポイント

藤沢から相模大野へ行き、相模大野で同じ小田急の小田原線に乗り換えします。

相模大野の駅は非常に列車の発着本数が多いので、電車好きの子供が飽きる事は無いと思います。

写真の通り、下り線だけで僅か11分の間に5本の電車が出発します。

相模大野

相模大野から快速急行にて鶴巻温泉にて下車し帰宅しました。

まとめ

神奈川県の西半分を回る電車の旅でした。小田急も東海道線も運行の本数が多く、待機時間も少ないため子供は楽しめる企画だと思います。風さえ無ければ全行程屋根の下なので雨の心配も無用です。

そして、電車好きの子供達には素直に楽しんで頂ける企画かなと思いますので参考に下だければと思います。

私は、雨の日子供とどう遊んでいいのか分からない不出来な親の為、今回のブログを綴っています。同じ悩みを持っている方の参考になればうれしいです。

以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。

では、また。

コメント

タイトルとURLをコピーしました