ブランク1年以上の40歳のおじさんが、甲斐駒ヶ岳に登りました。体力に不安のある方必見です。

甲斐駒ヶ岳 登山

皆さんこんにちはパパはKSEです。

先日、甲斐駒ヶ岳に登ってきました。

まともな山に登ったのは昨年のGW以来1年3ヶ月ぶりです。その間、体力は落ちに落ちているはず。

「今の自分に登れるかな?」

と、3000メートル近くまで登るのは非常に不安がありました。

そんな不安を抱えたままのスタートです。

甲斐駒ヶ岳

コース紹介

北沢峠-双児山-駒津峰-甲斐駒ヶ岳(巻道)

以上のコースのピストンです。

下りは別のコースとも考えたのですが、精神的な疲労を避けるため、来た道で帰りました。

甲斐駒ヶ岳

標準コースタイム

上り4時間

下り3時間

結論から言えば、このコースタイム通りでした。

逆に言うと、バスの時間が北沢峠到着が6:25到着、北沢峠発が16:00なので、休憩込みで9時間の間に帰らなければならないので、コースタイム通りでもあまり余裕はありません。

甲斐駒ヶ岳

持参した物

バターピーナッツ    行動食

小さい袋のベビースター 塩分

蕎麦          昼

玉子サラダ       昼

コーヒー        嗜好品

水分2.5リットル     昼の水分含む

アミノバイタル2個   自分に添加剤

          

さて、ここからは写真が中心です。

甲斐駒ヶ岳までの景色、お楽しみ下さい。

甲斐駒ヶ岳

仙流荘前からバスに乗ります。

この日はお盆ど真ん中の8月15日。

想像以上に混雑してました。

バスの始発時間、1時間前で既にこの混み具合です。

仙流荘

何時に乗れるだろうか、遅れた分を巻き返せるか、この時点で非常に不安に駆られます。

そんな事を考えていたら、南アルプス林道バスさんがこの混雑を見ての神対応。定刻よりかなり早く7台近くのバスを出発させてくれました。

バスは勿論、満席です。

南アルプスバス

北沢峠でバスを降ります。

このコースは途中トイレが無いので、必ず用を足してから出発しましょう。

スタートからしばらくは樹林帯の中を歩きます。

双児山に到着すると、少し抜け感のある景色が拝めます。

甲斐駒ヶ岳

この2600メートル辺りから、少しずつ空気の薄さを感じました。

過去の経験だと、3000メートル付近から空気が薄くなると思っていたのですが、体力や心肺機能の衰えでしょう。

体力は削られますが、景色で回復します。

甲斐駒ヶ岳

とにかく、景色が綺麗です。

しかし、この辺りからかなり、ガスが発生してきます。

甲斐駒ヶ岳

また、風も強くなり、休憩中は寒さを感じる程です。

雲の切れ間から、素晴らしい景色が拝めます。

駒津峰まで来ると、何も見えなくなります。

駒津峰から先に鎖場が2箇所ありますが特に危険な所でも無ければ、高度感も特にありません。

本当ならばとても良い景色なのですが、この天気です。何も見えません。

六万石を通過ししばらく進むとザレ場が現れます。

白い砂に青い空ならどれだけ美しい事かと思いますが、写真の通り、この天気です。

ここのザレ場あたりから酸素が薄いのも手伝って、体力をかなり消耗しました。息もあがり、割とヘロヘロです。

幸いな事にザレ場は思ったよりは短く、何とか山頂に到着です。

ここでも、ガスです。

甲斐駒ヶ岳

山でのお昼は最高です。

どん兵衛もパンパン。

山ではうどんの方が美味しく感じますが、蕎麦の方がタンパク質が取れるので、体力に不安を感じている今回の山行では、蕎麦を選択しました。

パンパンのどん兵衛

お昼を食べて下り始めると、山頂直下に雷鳥が現れました。私自身は初めて会いました。

南アルプスにも生息しているのですね。

そして、さらに下り始めると、なんと晴れ間が見えてきました。

こんな綺麗な所を歩いていたのだと知りました。

摩利支天がよく見えます。

甲斐駒ヶ岳

以降、下山までガスはかなり薄くなり、景色を堪能しながら下れました。

でも、下りは嫌いです。

特に、この甲斐駒ヶ岳もそうですが、下山中の登り返しは本当に辛いです

特に双児山の登り返しはかなりキツかったです。

甲斐駒ヶ岳

双児山を登りきり、残りは樹林帯の中を1時間です。

無事に北沢峠に到着し今回の山行を終えました。

まとめ

かなり体力に不安を感じながらの山行でした。

バタピーを持参したり、昼を蕎麦にしたりと、タンパク質を意識して摂る様にしたのが、良かったかどうかは分かりませんが、何とかコースタイムとほぼ同じタイムで生き来する事が出来ました。

文中にも書いた様に、やはりトイレが無いのは厳しいです。今回はお盆に行ったので、周りに人も沢山いたので、その辺でと言うわけにいかずです。

また、日にもよると思いますが、風が強く吹いており、一時は寒さを感じる程でした。レインウェアだけでは防ぎ切れず、休憩を切り上げて歩き出す事もありました。

プラスもう一枚の持参をお勧めします

以上、参考になれば嬉しいです。

最後まで読んで頂き有難うございました。

では、また。

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