こんにちは、パパはKSEです。
今回は3月11日に定期運行を終了目前に控えたロマンスカーVSEに乗車してきましたので、その体験記をお届けします。
もちろん、過去に何度も乗った事がありますが、1番好きなロマンスカーが定期運行終了となり、かなり寂しく感じています。
最後のお別れの前にもう1度乗車しようと思い、今回に至りました。
今回もまた写真を多めで、お伝えします。写真には今回の乗車だけでなく過去の物も含まれてます。ご承知置き下さい。
皆さんのVSEの思い出を写真で振り返って頂けたら幸いです。
以前、ロマンスカー展望席に乗るコツという記事を書きました。
残念ですが、今回の定期運行終了に伴い、VSEの前面展望席はほぼ乗車不可能な状態です。
いかに愛されていたかが分かります。
2022年2月23日現在の予約を見ると、GSEの前面展望は乗れそうです。参考にして下さい。
今更ですが、このロマンスカーVSEの魅力について触れたいと思います。
誰にでも一目瞭然なのがこのデザイン、色。美し過ぎます。ロマンスカー1番のイケメンだと思います。
そのイケメンロマンスカーが、白いタキシードで赤のネクタイをしている。そんな印象でしょうか。
室内はこんな感じです。
センスあるシートは同じ最新のロマンスカーGSEと比べても、洗礼されており、古さ等微塵も感じさせません。
また、シートデザインもさる事ながら、外側に5度傾けたシート配置は、お客さんがより景色を楽しめる様になっております。
ロマンスカー伝統の連接台車を採用し乗り心地の向上が計られてます。
実際に乗ってみるとVSEの走行音は一般の電車の「ガタン、ゴトン」のそれではなく、「ガタン ガタン」と言う感じで振動する回数が少ないです。
そして、もう一つのロマンスカーの伝統でもある、ミュージックホーンの採用がこのロマンスカーVSEの最大の功績だと思います。
このミュージックホーンでいったい何人のちびっ子達にロマンスカー、引いては小田急という会社のイメージアップに貢献したか計り知れないものがあります。
タツ君もその内の1人でミュージックホーンが大好きです。とっても単純でありながら抜け感のある響きが最高です。
そんな魅力いっぱいのロマンスカーVSEに乗車します。
確保した座席は2月22日の前面展望席の3列目です。
乗車開始と共に、乗り込むと、運転士さんがいらしたので、少しお話しさせて頂きました。
そのお話の流れから、この写真が撮れました。
タツ君、ロマンスカーの帽子をお借りしました。
また、運転士さんとも写真を撮らせて頂き大感謝です。以前にも記事にしましたが、小田急の社員さんは本当に優しい方が多く、どのような社員教育をしたら皆さんこんなに優しくなれるのだろうかと考えてしまいます。
出発の時間が迫り、運転士さんが運転席に上がる時に、運転席を撮らせてくれました。想像していた以上に狭そうです。
写真では分かりにくいですが、運転席が回転シートになっており、登ってから後ろ向きに運転席に座りシートを回転させて前を向く構造のようです。
いよいよ、出発です。
高らかにミュージックホーンを鳴らして箱根湯本を出発します。
出発すると、VSEの勇姿を撮影しようと、道路や各駅に撮り鉄さんが多数いました。
私達が下車した海老名駅には10人近くいたと思います。
ラストランが迫ると、当然増えると思うので、天気の良い日を狙って早めに乗る、撮る等をされた方が良いとおもいます。
VSEでの時間を楽しんでいるのも束の間、ロマンスカーは定刻通り海老名駅に到着。
私達は出発の見送りをしようと先頭車両の前まで行き、大きく手を振り「ありがとう」をします。ツタ君を肩車をして運転士さんから見えるようにします。
先程の運転士さんの白手袋が左右に振れているのがわかります。
ロマンスカーは再び高らかにミュージックホーンを鳴らして新宿に向けて走り出しました。
以上が今回の乗車体験記となります。
VSEが近くに感じられるよう、沢山の写真と共にアップしました。
この記事で、皆さんの思い出を振り返って頂けるキッカケになれば嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
では、また。
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