東海大学前から登る大山 所要時間や体力の目安と心構え

大山 山頂 登山

こんにちは、パパはKSEです。

先日、小田急の東海大学前駅から伊勢原の大山までを歩いて登って来たので、レポートいたします。

今までの子供と楽しむシリーズと異なり「子供には無茶な登山」です。まずそこをご理解ください。「KSEのブログだから子連れ編」では無い回です。

高取山

大山 標高1252メートル

東海大学前~善波峠~念仏山~高取山~不動越~百合ノ台~蓑毛越~追分(阿夫利神社下社を経由せず)~大山山頂

コースタイム 約5時間弱 (駅からのコースタイムが無いため詳細は不明)

実際に掛かった時間 5時間半(休憩含む)

一人当たりの所持品と量

水分

水1リットル、スポーツドリンク1リットル(糖分、疲労回復)

行動食

バタピー(塩分、タンパク質、カロリーの接種) ピーナッツチョコ(糖分、カロリーの接種)

食事 

おにぎり2個 カップラーメン大サイズ

以上です。

iPhoneのフィットネスアプリによると

距離 13.2キロ

上昇した高度 1500メートル

最低標高 17メートル

最高高度 1245メートル

だそうです。

大山 追分

そして以下の前提条件で登りました。皆さんの体力や年齢に応じて足し引きして考えてください。

メンバー 4人

2人は登山未経験者、共にに20代前半で年相応の体力を保持してます。

1人登山経験若干あり、30代前半で年齢よりは体力ある方です。

そして私、40代前半。サッカーに山にと日頃から体を使っているので、いい意味で年齢不相応の体力を保持していると自覚してます。

スタート前に・・・。

20代の2人には東海大学前から登る事知りません。そう、半分無理やり連れてきています。

大山は地元では広く知れた山で、小学校の遠足で登山するなど、比較的「お手軽な山」という位置づけです。

しかし、それは伊勢原駅からバスを利用し大山ケーブルで下車をして、そこから登るか、さらにケーブルカーを利用して標高を稼ぎ阿夫利神社の駅から登るか、これらを利用して初めて「お手軽な山」になります。

あくまでiPhoneのデータですが、総高低差1500メートルは大変立派な登山です。

そんな事を知らずにやってきた2人に「ここからずっと歩くよ」と伝えると実感が無いのか大きなリアクションはありませんでした。

で、スタートです。

若いってすごいです。山道がスタートして、私が最後尾、20代の2人どちらかに先頭を歩いてもらいました。

兎に角、歩くのが速い。「このペースいつまで持つかな~」なんて考えていたのですが、なんと2時間近くハイペースで歩き続け、結果はもちろん3人ともバテバテになりました。

不動越のあたりから疲労の色が濃くなり始め、蓑毛越で疲労がピークを迎え頃に若干雨が降り出し、ほんの僅かの雨に「雨です。ケーブルカーで下りましょう」オーラを出しまくってきます。

そんなオーラは無視です。「追分まで行けば一般的な登山道と合流するから、また歩けるようになる。そこまで頑張ろう」と声を掛けます。なぜ追分まで行けば歩けるようになるのか、理由は単純です。

そこに女の子が居るからです。

大山は先述の通り、知名度が高く「お手軽」に登山が出来るため、老若男女問わず必ず人が居ます。で、やはり居ました。しかも思ったより多く居ました。

山では声掛けるのが掟です

見ず知らずの女の子に「こんにちは」と声を掛けるだけで20代の男子なんて頑張れる仕組みになっています。とはいえ現金なものです、追分以降は楽しそうに登りだします。

そして歩くこと5時間半(休憩含む)、無事に山頂に到着です。

大山の山頂は関東平野が一望出来る素晴らしい景色で迎えてくれます。江の島、三浦半島、房総半島はもちろん、空気が澄んでいると茨城県は筑波山まで見渡す事が出来ます。

山頂の裏は、富士山や丹沢の山々が望めます。

写真

最高の景色を肴に食事をとります。

カップラーメンと書きながら、私だけうどんを食べました。山での食事は本当に美味しいです。いつものカップラーメンが、うどんがとんでもなく美味しくなるのです。

写真

食事を済ませると下山開始です。

個人的に山で最もしんどいのは下山時です。

体力、筋力共に消耗した後、下る分体重以上の重量を受け止めねばならず。必然的に消耗します。

しかし大山にはケーブルカーがあります。1時間も下れば阿夫利神社の駅に到着するのでしんどさを感じる前に文明の利器に助けてもらい下山完了です。

登りに比べ圧倒的に下りが少ないのが最高です。

まとめ

登りは長くそれなりの体力を求められますが、言い換えれば日頃運動不足の人でも若ければなんとか登れるルートです。 

逆に下りについてはケーブルカーを使えば1時間で下れるのでその点は非常に楽です。もし来た道を下るとしたら、今回のメンバーでは不可能だったかなと思います。下りを考えなくて良いのはそれ程楽になります。

帰りの電車のなかで大山を望み、ほぼ自力で登ったと、大変誇らしく思えるお得なルートかもしれません。

美味しい食事を食べて、素晴らし景色を拝め、カロリーも消費して健康的、それでいて1日遊んで2000円弱。なんで皆さんもっと山に行かないのかと不思議に感じます。

以上、参考にして頂ければうれしいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

では、また。

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