皆さんこんにちは、パパはKSEです。
子連れで大山登山を計画される方、多いと思います。
そんな皆さんの抱える悩みは「もう大山くらいなら登れるかな?けど実際登れるのか?」このような所だと思います。
大山はお手軽な山で地元で知られていますが、それは大人にとってお手軽であって子供は何歳位から登れるのか、3才半の我が子ツタ君を使って検証しました。
- 結論
- 阿夫利神社下社(ケーブルカーの終点駅)が限界でした。
- 阿夫利神社下社まで約2時間を要し、休憩を5分毎にとり最大30分休みをとりました。
- 段差が多く1段1段が高いので一人で歩かせるのは危険です、可能なら大人の人数多めが理想です。
- 山頂まで行けるのは、10才前後だと思います。 以上が簡単な結論です。
解説
まず山の特徴を紹介します。
兎にも角にも、階段が多い山です。
それは登山道スタート以前のこま参道から始まります。こま参道とは、市営第二駐車場、大山ケーブルのバス停からケーブルカーの駅までです。
山道に入る前のこま参道で362段の階段があり、ここで既に体力削られます。
そしていざ登山道に入り階段が出てくると、1段1段の段差が大人でも高く感じます。
当然、子供からするとかなり高く感じるはずです。
大山は徹頭徹尾この大きな段差が続く山です。
山のおすすめポイントと注意点
おすすめポイント
人気の山という事もあり、比較的人が多い為、万が一の時の安心感は高いです。ケガや体調不良等の際に助けを求める相手が探しやすいのは、山を登る上で重要です。
また、途中の阿夫利神社(下社)の駅には1つですが自販機があるので、ケーブルカーを使用せずに登る場合、水分を買い足す事ができます。荷揚げの量を減らせるのは体力面で非常にメリットが大きいです。
山頂の売店は土日のみ営業なので注意が必要です。逆に、土日ならば荷揚げ量が各段に減らせるので大いに活用するべきだと思います。(大いに活用する際は、事前に営業の有無を阿夫利神社駅等で確認しましょう)
実際に登頂した時に記事です。こちらも参考にしてください。
トイレも各所にあります。
大山ケーブルのバス停、阿夫利神社駅、山頂と要所にあるので安心出来ます。
そして大山最大のおすすめポイントは常に逃げ道がある事です。
体力的に限界を感じたらすぐに下れる状態が作りやすいのです。
登りは必ずケーブルカー利用しない事、また女坂から登る事です。
女坂の途中にはケーブルカーの中間駅、大山寺の駅があります。
子供の疲れ具合によってはここで下りてしまうのも検討します。ケーブルカーがあるメリットをここで活かせます。
次は阿夫利神社駅です。ここでも同じ事が言えます。無理ならケーブルカーで下る。
登りで先にケーブルカーを利用してしまうと、それ以降登った分は自分で下るほかありません。ケーブルカー沿いの道を登る事で常にケーブルカーで下れる選択肢が持てます。
山頂に到着したとしても逃げ道があります。
ヤビツ峠方面に逃げる方法です。車で来た人には不可能ですが、頭の片隅に入れておいても良いと思います。
大山山頂から阿夫利神社駅に下りるより、途中の分岐点からヤビツ峠方面に下った方が道が歩きやすいです。最悪、抱っこでも下る事も不可能では無いと思います。
ただし、ヤビツ峠のバス停は日に数本程度しかバスが無いので下る時は事前にバスの時間を確認する必要があります。
子供の体力に応じて別の登山道やケーブルカーを利用して安全に下れる選択肢があるのは非常に大きなメリットだと思います。
注意点
冒頭にも書きましたが、兎に角階段が多く、その段差が高い事です。階段は坂道に比べて体力の消耗が多く、大人も想像以上に疲れます。
大人が疲れてしまうとイライラしてしまったり、気が付くと子供のペースに合わせる事出来なくなってしまいます。
段差、階段に岩場が多く、転んだ時のリスクが高いです。特に下りはかなりハイリスクになるので、出来る限りケーブルカーの利用をおすすめします。
また、阿夫利神社駅以降も登るのであれば、常にその道を下るか否かを判断しながら登る様にします。
少しでも疑問に感じるのであれば、その場で下った方が無難です。
そして、ヒルが多いので春から秋にかけては塩の持参と足元に虫よけスプレーを忘れずに。
まとめ
大山はケーブルカーを利用する事で、安全に下れる術がありながら、本格的な登山が楽しめる素晴らし山です。
半面、高い段差の階段が多く、特に下りは子供には不向きな面もあります。
ケーブルカーを上手に利用する事で、解決できる点でもあります。登りでいきなりケーブルカーを利用せずに、常にケーブルカーの選択肢を持ちつつ、常に安全に下れる状態に出来れば安心感がある登山を楽しめます。
阿夫利神社駅以降は、自力での下山を強いられるので、下山を念頭に登る必要があります。
以上、参考になればうれしいです。最後まで読んで頂きありがとうございました。
では、また。
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