皆さんこんにちは、パパはKSEです。
今回は群馬県にある鉄道文化村に行ってきました。
青春18切符の最後の1枚を利用しての旅です。
今回は3部構成でお伝えします。
a.事前に知っていたらより楽しめるプチ知識3つ
b.先に知っておきたい現地情報2つ
c.鉄道について、優しく2つ解説
以上の構成です。
解説
a.事前に知っていたらより楽しめるプチ知識3つ
1.JR高崎駅から、信越本線に乗って約30分、終点の駅、横川駅に隣接しています。
信越本線と主要路線風な名前が付いてますが、起点から終点まで30分と非常に短い区間での営業です。
以前は、この信越本線は軽井沢を経由して長野駅まで接続していましたが、長野新幹線の開業に伴い廃線となりました。
そしてこの鉄道文化村はその横川駅の車両基地の跡地に作られました。
ちなみに、廃線となったと書きましたが、実際にはまだ線路は剥がされてなく、軽井沢駅まで繋がってはいます。
2.横川の駅には有名な駅弁、峠の釜めしがあります。
天皇陛下や皇室の方々も愛用されている、老舗の駅弁です。
その峠の釜めしには、焼き物の器と蓋が付いてきます。
持ち帰るには重いし、大きく、用途に困るので、出来れば置いて帰りたい代物です。
そしてその釜めしの容器、鉄道文化村内に釜飯用の回収籠があります。釜は小さめですが、素焼きの物らしく、かなり重量があるので、回収してもらえるのは嬉しいです。
峠の釜めしを販売している、おぎのやさんは横川駅を出た目の前にあります。
鉄道文化村に入る前に購入し、文化村内で食べると良いでしょう。実際に私も食べましたが、本当に美味しくて、ペロリと食べてしまいした。
ツタ君も日頃はお米を沢山食べないのですが、峠の釜めしは米に味がついてるからか、沢山食べました。
3.鉄道文化村内のジオラマの展示があり、1時間に1度、毎時30分に、車両を紹介しながら走行してくれるイベントがあります。
実際の展示室に行くと、男の子、女の子関わらず、皆んな喜んでいる印象でした。
確かにこれまでもお伝えした、ロマンスカーミュージアムや、いすゞプラザ、辻堂交通公園等、各所でジオラマを見ましたが、子供は皆んな楽しそうでした。
10分程度の時間なので、飽きる事も無いと思います。
是非、ご覧になってみて下さい。
b.先に知っておきたい現地情報
1.除菌する為のアルコールスプレーが必ず必要です。シートでなく大容量でスプレータイプが絶対にお勧めです。
これは、鉄道文化村の良い所ですが、これ触っても良いの?貴重な物なのでは?と思える運転台や、小さい電車、ミニSL等手に触れて楽しむ物が沢山あります。
とにかく、あちこち手で触るので、シートタイプだと直ぐに無くなってしまいます。
必ず容量の多めのスプレータイプの持参をお勧めします。
2.特に夏に訪れる際は日焼け止め、熱中症等の対策を忘れずに。
私が訪れた時は曇り空でしたが、念のため日焼け止めを塗りました。
と言うのも、現地には日陰が少なく、また、エアコンがある所も少ないので、休憩も取りにくいです。
売店で軽食等を販売している所も扇風機です。
暑さに弱い方は注意が必要です。
唯一のエアコンのある施設は、入園口近くの鉄道資料館です。
資料館内にある、土産物店や前述のジオラマ展示などを上手に使って、涼を取りましょう。
c.鉄道について、優しく解説
1.鉄道文化村に入村すると、向かって右側に189系、特急あさまが見えてきます。
この「あさま」の名前に聞き覚えがある方も多くいらっしゃると思います。
前述の通り、信越本線の横川駅〜軽井沢駅区間では、長野新幹線開業と同時に廃線になりました。「あさま」は現在、東京駅から長野駅の各駅停車の新幹線の名称になっています。
少し形こそ変わりましたが、国鉄時代の名称を今でも刻んでおり、その元祖が鉄道文化村に未だ存在している訳です。
付け加えると、赤く丸で記した部分。国鉄のマークでJNR(Japanese National Railways)の略をシンボル化した物です。
2.この鉄道文化村を語る上で欠かせない電車です。
以下の写真の電車と言うか、貨物列車に近い見た目のEF63系です。
この碓氷峠を越えるためだけに開発、使用された異例中の異例の存在です。
電車は基本的にメチャクチャ勾配に弱い乗り物です。
車なら坂とも感じない様な坂でも、電車にとっては大変な急坂です。
碓氷峠の最大傾斜は約3.7度です。(鉄道用語で66.7パーミル。1000メートルで66.7メートル上昇)
ちなみに現在のJR全社での最大傾斜は約2.2度です。
車と比べると、国道の最大傾斜を調べると37度と出て来ます。
しかし、現在の電車での最大傾斜は箱根登山鉄道の約4.5度(80パーミル)です。
どれだけ電車が勾配に弱いかが理解頂けると思います。
この急勾配を踏破するべく製造されたのが、EF63系の電車です。
馬力と重量を軸に電車の苦手な勾配を引っ張り上げます。
電車好きのお子さんに少しお話ししてあげるだけでも喜んで貰えそうなお話を2つ用意してみました。
以前からお伝えしている様に、私自身は鉄道マニアでも何でも無く、子供に案内するため、皆さんに伝える為に調べてここに記しています。間違えがありましたら、ご指摘頂ければと思います。
こちらの施設もおすすめです。良かったらご覧くさだい。
まとめ
鉄道文化村にいってきました。
電車の希少性はイマイチわかりませんが、展示が沢山あり、子供が楽しめるのは間違えありません。
また、峠の釜めしなど、食に楽しみがあるのは本当に嬉しい事ですね。
大人は結局、食事が大事です。
そういう意味では、大人から子供まであらゆる意味で楽しめる、安価な施設だと思います。
以上、参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂き有り難うございました。
では、また。
コメント