特急ひたちに子供と乗車、東京から仙台まで4時間半

特急ひたち 子供と楽しむ 遊ぶ

こんにちは、パパはKSEです。

先日、子供と特急ひたちに、東京から仙台まで乗って来ました。

わざわざ、仙台に行くのに新幹線を利用すれば良いものですが、あえてひたちで特急ひたちで行く事にしました。

新幹線なら1時間半、料金にして約11000円です。

これを特急ひたちでは4時間半、料金にして約9200円で移動します。

非効率極まりないですが、これを楽しむ企画です。

ちなみに特急ひたちは品川始発なので、完全乗車ではありません。が、4時間半も乗るので、駅弁を買うために東京から乗車となりました。

というわけで、駅弁を手に私達が乗車した特急ひたち3号は東京駅を出発します。

東京駅を出発し、少しすると右に大きくカーブします。

千葉県の方向に頭を向けます。

荒川、江戸川をわたり早速千葉県に入ります。

途中の停車駅ではありませんが我孫子(あびと)を通過します。

我孫子を通過すると、右手に常磐線の車庫が見えます。

さらにその車庫を過ぎると、取手駅を通過します。

取手から次の駅の藤代の間で、常磐線の名物である電流の切り替えが行われます。

東京よりが直流、茨城よりが交流の電気でモーターを動かします。

取手を過ぎて少しすると、電気の切り替えられるので、電車のコンセントから充電していた、携帯の充電が一時的に停止します。

同時にモーターの音も止まります。しばらく惰性で走行したのち、再度モーターの動く音がします。

同時に携帯の充電が再開されます。

電流の切り替えが完了したようです。

つづく土浦では、何の作物でしょうか?

3月だと言うのに田んぼに水が張っているかと思いましたが、蓮根の畑でした。

茨城県は蓮根の名産地らしく、都内で売られている蓮根の90パーセントは茨城県産という事です。

全国に広げても50パーセント強が茨城県産らしいです。

東京から走る事約1時間、電車は水戸の偕楽園前を通過します。

車窓から見える偕楽園にはまだ少し梅の花が咲いていました。白と赤のコントラストが僅かな時間ですが目を楽しませてくれました。

そして、電車は水戸駅に到着します。

水戸駅ではカラフルで可愛い色合いの水郡線が見れます。

その水郡線沿線を流れる久慈川を通過します。

途中、海に沿って走る所もありますが、津波対策の堤防等で、気持ちよく海が見える事はありませんでした。

人命に関わるのでこれは仕方ありませんが、少し残念です。

少し先に海を望める所もちらほらありました。

さらに1時間程進むと、電車はいわき市に入ります。

いわき市ではのどかな田園風景が見れます。

そして、いわき駅から約30分程走ると帰宅困難区域の中を走行します。

東日本大震災に共なう、福島第一原発事故の影響で出来てしまった区域です。

うまく写真では撮れませんでしたが、庭中が草だらけの家、不揃いの瓦、そして車は殆どありませんでした。

事故から10年以上経過していますが、未だに当時の面影を強く残しています。

再び人が住めるエリアに戻ると、田園風景が広がります。ほのぼのする景色に癒されます。

相変わらず、少し先に堤防が見えます。

そして、電車が相馬駅を越えると少し左にカーブします。ここから先の駒ヶ嶺から浜吉田までの区間。以前、常磐線が走っていたところより、少し内陸側に線路を移設しています。

津波対策もあってか、一部高架の上を走行します。少し高さがある分、乗っている方はとても気持ちいいです。

ここまで来るとお客さんは殆ど乗っていませんでした。

仙台近くで、仙台空港連絡線と合流します。

ローカルな物を想像していたのですが、かなり立派な作りでびっくりしました。

そして、電車は無事に仙台駅に入線します。

4時間半は流石に長く感じました。

ツタ君も途中から完全に飽きてました。

幼児に4時間半は無理がありますね、よく騒がないで耐えたなと思います。

仙台駅構内です。

お世話になった運転士さんにバイバイをします。

特急ひたち

まとめ

今回は特急ひたちを東京から仙台まで乗ってみました。

電流の切り替えにはじまり、田園風景、少しだけですが海が見えたり、衝撃的だった帰宅困難地域。再びの田園風景と乗りごたえ、見応えが沢山ある電車でした。

東京、仙台間を繋ぐメインは東北新幹線や、東北本線、ですが、時間に余裕が無いと出来ない、贅沢な乗り方だと思いました。

新幹線の欠点は速すぎて、景色を見る間もない事だと思います。時間はあまり気にせず、景色を楽しむ旅。

とても良い時間でした。

以上、参考になれば嬉しいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

では、また。

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